樹脂成形製造業向け 工程管理システム 実例

成形工程管理システム

成形機での成形工程 → 後加工の内職工程 → 検査工程までをつなぎ、生産実績と不良実績を一連で管理する工程管理システムです。
どの製品を、いつ、どれだけ成形し、後加工し、検査したのかを実際の業務画面に沿って紹介します。

成形から検査・不良率までを一つの流れで管理

このサンプルは、樹脂成形製造業を想定した工程管理システムです。 成形機ごとの生産実績を登録し、その実績を後加工の内職工程、さらに検査工程へつなげます。

検査ではロット単位で不良項目と不良数を記録し、期間を指定して検査数と不良率の推移をグラフで確認できます。 工程ごとに分かれがちな実績を、品番と日付を軸につなげて把握できます。

  • 成形機別・品番別の生産実績を登録
  • 成形実績を条件抽出し、生産数を集計
  • 後加工の内職実績と作業数量を管理
  • 検査実績・不良項目・不良数から不良率を把握
成形工程、内職工程、検査工程をつなぐ成形工程管理システムの概要図

システム概要(クリックで画像拡大)

業務の流れ

成形機での生産実績を起点に、後加工の内職実績、検査・不良実績へつなげ、最後に不良率の推移を確認します。

成形データ入力成形工程
成形データ抽出成形工程
内職データ入力内職工程
内職明細書発行内職工程
検査データ入力検査工程
不良率グラフ検査工程

成形工程で行うこと

  • 成形機ごとに成形開始日・終了日を入力
  • 品番、成形取数、カウンター数などから成形数量を記録
  • 成形機・期間・品番を指定して生産実績を抽出
  • 期間別、品番別の生産数を集計

内職工程で行うこと

  • 成形後の後加工作業を内職者ごとに登録
  • 品番、作業名、人数・袋数などから作業実績を記録
  • マスタや成形実績から必要項目を参照
  • 内職者別・期間別の内職明細書を発行

検査工程で行うこと

  • 成形・内職実績をもとに検査対象を登録
  • 検査日、検査数量、検査担当者を入力
  • 検査ロットごとに不良項目と不良数を記録
  • 日付別の検査数と不良率をグラフで確認

このシステムのポイント

単なる生産数量の記録ではなく、成形・後加工・検査の三工程を同じ品番と実績情報でつなぎ、不良率まで追える構成になっています。

成形機別に実績を管理

どの成形機で、いつ、どの品番を何個生産したかを記録し、成形機単位・期間単位で生産実績を把握できます。

品番を軸に工程を接続

成形実績、内職実績、検査実績を品番単位でつなぎ、工程ごとに分断されがちなデータを一連の流れとして管理します。

後加工作業も実績化

ゲート処理、テープ貼り、パッキン、製品セットなど、成形後に行う内職作業を作業別・内職者別に記録できます。

不良内容まで記録

検査数量だけでなく、検査ロットごとに不良項目と不良数を登録し、不良の内容を具体的に残します。

不良率を時系列で確認

指定期間の日付ごとの検査数と不良率をグラフ化し、急な悪化やばらつきを視覚的に確認できます。

必要なマスタを事前管理

製品、作業者、内職者、内職単価、不良項目などをマスタ化し、日々の入力を標準化します。

実際の画面で見る処理内容

成形実績の入力・抽出から、内職、検査、不良率の確認までを順番に見ていきます。画像はクリックすると拡大できます。

成形機、成形開始日、終了日、品番、カウンター数、成形数量を入力する成形データ入力画面

成形データ入力(クリックで画像拡大)

① 成形工程 / 生産実績入力

成形機ごとの生産実績を記録

成形機単位で、成形開始日から終了日までの生産実績を入力します。品番を選択し、成形取数やカウンター数などから成形数量を記録します。

  • 成形機No.、成形開始日、成形終了日を入力
  • 生産した品番と材質を管理
  • 成形取数、カウンター数、成形数量を記録
成形機、期間、品番を条件指定して成形実績を抽出・集計する成形データ抽出画面

成形データ抽出(クリックで画像拡大)

② 成形工程 / 実績抽出

成形機・期間・品番で生産実績を抽出

登録した成形実績を条件指定して抽出します。特定の成形機や期間に絞り込み、品番別の生産数合計を確認できます。

  • 成形機を選択して実績を絞り込み
  • 開始日・終了日で対象期間を指定
  • 品番を指定し、成形数量の合計を把握
内職者、品番、作業区分、作業名、人数、袋数、総数などを入力する内職データ入力画面

内職データ入力(クリックで画像拡大)

③ 内職工程 / 後加工実績入力

成形後の後加工作業を内職実績として登録

成形後に行う後加工作業を、内職者・品番・作業内容ごとに入力します。マスタや成形実績を参照しながら、作業数や総数を記録します。

  • 内職日、内職者、品番を入力
  • ゲート処理などの作業区分・作業名を登録
  • 人数、袋数、総数などの作業実績を記録
内職者別・期間別の「内職明細書」を発行する機能も用意されています。
品番、成形日、後加工日、検査日、検査数量、検査担当、不良項目、不良数を入力する検査データ入力画面

検査データ入力(クリックで画像拡大)

④ 検査工程 / 検査・不良実績入力

検査数量と不良内容をロット単位で記録

成形実績・内職実績をもとに検査対象を設定し、検査日、検査数量、担当者を入力します。さらに、検査ロット単位で不良項目と不良数を登録します。

  • 成形日・後加工日と品番をもとに検査対象を管理
  • 検査日、検査数量、検査担当者を入力
  • 不良項目ごとに不良数を明細登録
日付ごとの検査数を棒グラフ、不良率を折れ線グラフで表示する不良率グラフ画面

不良率・検査数グラフ(クリックで画像拡大)

⑤ 検査工程 / 不良率確認

検査数と不良率の推移をグラフで確認

特定期間を指定し、日付ごとの検査数と不良率をグラフ化します。検査数量の変化と不良率の上下を同じ画面で確認できます。

  • 検査日を期間指定してデータを抽出
  • 検査数を棒グラフ、不良率を折れ線グラフで表示
  • 上部ボタンでグラフ表示とデータ表示を切り替え

工程管理を支えるマスタ

日々の実績入力を標準化するため、製品、作業者、内職者、内職単価、不良項目などを事前に登録します。

製品マスタ

品番、入数などの基本情報に加え、材質、原材料、顔料など製品に関する補足情報を登録します。

作業者マスタ

作業者コードを割り当て、必要に応じてメールアドレスなどの情報を登録します。

内職者マスタ

後加工を行う内職者ごとにコードを割り当て、必要な補足情報を管理します。

内職単価マスタ

品番ごとの後加工作業別に単価を設定します。ゲート、テープ、パッキン、製品セットなどの作業に対応します。

不良項目マスタ

検査で使用する不良項目をあらかじめ登録し、検査データ入力時に選択して不良数を記録します。

この業務システムは sgt.AI の業務サンプルです

この「成形工程管理システム」は、sgt.AI を使って作成された業務サンプルの一つです。 購入時には業務サンプルが無償で付属し、設定内容やデータベース定義、プログラムソースを確認・変更できます。 自社の成形工程、後加工、検査方法に合わせて、項目や処理を変更することもできます。