ユーザー開発システム(有料) / 製造業向け 直送・直納 EDI

直送伝票システム

委託元・直送元・直送先の三者をつなぎ、直送関係設定 → 納品 → 検収 → 実績集計 → 買入・支給データ作成までを一連の流れで管理する製造業向けの EDI システムです。
物流を省いた「直送・直納」の仕組みを、実際の業務画面に沿って紹介します。

物を動かさず、取引と情報を正しくつなぐ

本来は、委託元が直送元から購入した物品を直送先へ支給します。 このシステムでは、その物流工程を省き、直送元から直送先へ直接納入する「直送・直納」の形態を管理します。

委託元は直送元・直送先それぞれと売買関係を持ち、直送元と直送先の間では納入と検収を行います。 その結果を委託元が把握し、月次の買入・支給データへつなげます。

  • 委託元・直送元・直送先の三者間 EDI
  • 直送元と直送先の組み合わせをマスタで管理
  • 直送品納品書の発行、検収、未検収確認に対応
  • 検収実績から買入・支給データを作成
委託元、直送元、直送先の三者間で直送納入と検収を行うシステム概要図

システム概要(クリックで画像拡大)

業務の流れ

委託元が直送関係を管理し、直送元が納品、直送先が検収します。検収結果は三者で確認でき、委託元の買入・支給処理へつながります。

直送関係設定委託元
納品書発行直送元
納入データ検収直送先
未検収チェック直送元
検収実績集計三者
買入・支給データ委託元

委託元で行うこと

  • 直送元・直送先と、直送対象の品番をマスタ登録
  • どの直送元からどの直送先へ納入するかを関係付け
  • 検収実績を確認し、直送元への買入データを作成
  • 直送先への支給データを作成・集計

直送元で行うこと

  • 直送先へ納入する品番・数量を入力
  • 委託元名が記載された直送品納品書を発行
  • 未検収の納品書を確認し、必要ならメールで問い合わせ
  • 日付別・品番別・月間の検収実績を確認

直送先で行うこと

  • 直送元から届いた製品・数量・納品書を確認
  • 数量の過不足や不良があれば検収数を変更
  • 問題なければ検収処理を実行
  • 日付別・品番別・月間の検収実績を確認

このシステムのポイント

直送では物の流れと商取引の流れが一致しません。その違いを、マスタ・納品書・検収実績・買入/支給データでつなぐことがポイントです。

物流工程を省略

委託元を経由して直送先へ物品を移動させず、直送元から直送先へ直接納入することで物流を簡略化します。

三者の役割を分離

委託元は取引と実績を管理し、直送元は納品、直送先は検収を担当します。それぞれの役割に応じたメニューを用意します。

直送関係をマスタ管理

直送元と直送先の組み合わせ、対象品番、表示順などを事前に登録し、直送伝票の入力を標準化します。

委託元名入りの納品書

直送元から直接納入しても、委託元の代行納入であることが分かるよう、直送品納品書には委託元名を印字します。

未検収を一覧で確認

検収されていない納品書を直送元側で確認し、必要な場合は対象伝票から問い合わせメールを送信できます。

買入と支給を月次集計

検収実績と直送品番単価を基に、委託元側で直送元への買入、直送先への支給データを作成します。

実際の画面で見る処理内容

直送関係の設定から納品、検収、実績集計、買入・支給データ作成までを順番に見ていきます。画像はクリックすると拡大できます。

直送元と直送先の組み合わせを一覧で管理する直送関係テーブル画面

直送関係設定(クリックで画像拡大)

① マスタ管理 / 委託元

直送元と直送先の関係を登録

委託元は、どの直送元からどの直送先へ納入するかを「直送関係」として登録します。直送元1社から複数の直送先へ納入する関係も一覧で整理できます。

  • 直送元・直送先ごとに専用コードを割り当て
  • 直送元から納入する品番と収容数を登録
  • 直送元から直送先へ納入する対象品番と表示順を設定
直送元が直送先、納入日、品番、数量を入力して直送品納品書を発行する画面

納品書発行(クリックで画像拡大)

② 納入処理 / 直送元

直送先へ納入する内容を入力し納品書を発行

直送元は、直送先へ納入する日付・品番・数量を入力し、「納品書発行」を実行します。伝票番号は自動でセットされます。

  • 直送先、納入日、品番、数量を入力
  • 伝票番号を自動採番して納品データを管理
  • 直送委託元の代行納入として、納品書に委託元名を印字
直送先が納入された製品、数量、伝票を確認して検収数を入力する画面

納入データ検収処理(クリックで画像拡大)

③ 検収処理 / 直送先

現物と納品書を照合し、実際の検収数を確定

直送先は、納入された製品・数量と納品書を確認し、問題がなければ「検収する」を実行します。数量の過不足や不良がある場合は、実際の検収数へ変更できます。

  • 納入数と実際の受入数量を照合
  • 過不足・不良があれば検収数を変更
  • 検収日は納入日を初期値とし、必要に応じて変更可能
直送元が未検収の納品書を一覧表示し問い合わせメールを送信できる画面

未検収チェック(クリックで画像拡大)

④ 未検収確認 / 直送元

まだ検収されていない納品書を確認

直送元は、納品済みでも直送先で検収されていない納品書を一覧で確認できます。月末まで未検収の伝票が残った場合などは、画面から問い合わせメールを送信できます。

  • 直送元・直送先、納入日、伝票番号を一覧表示
  • 未検収の伝票を抽出して確認
  • 対象伝票を指定し、問い合わせメールを作成・送信
期間、直送元、直送先を指定して検収実績を日付別に集計する画面

日付別検収実績集計(クリックで画像拡大)

⑤ 実績集計 / 委託元・直送元・直送先

期間・直送元・直送先で検収実績を集計

検収済みのデータを期間別に集計し、日付ごとの納品・検収実績を確認します。CSVへのエクスポートにも対応します。

  • 期間、直送元、直送先を条件指定
  • 品番、収容数、箱数、検収数を明細表示
  • 品番別の期間集計や月間検収実績表も利用可能
委託元が検収実績から直送元への買入データと直送先への支給データを作成する画面

買入・支給データ作成(クリックで画像拡大)

⑥ 月次処理 / 委託元

検収実績を買入・支給データへつなげる

委託元は月度の検収実績を集計し、直送元との買入データ、直送先との支給データを作成します。単価は直送品番単価マスタから取得し、金額を計算します。

  • 直送元の検収実績から買入データを作成
  • 直送先の検収実績から支給データを作成
  • 品番単価を取得して買入金額・支給金額を計算

直送を支えるマスタ管理

直送処理を正しく行うため、委託元側で取引先、品番、直送元と直送先の関係、単価を事前に管理します。

直送取引先マスタ

取引先ごとに専用コードを割り当て、直送元・直送先の区分を設定します。両方の役割を持つ取引先も設定できます。

直送品番マスタ

直送元から納入する品番を登録し、荷姿に応じた収容数などを設定します。

直送品番登録

直送元から直送先へ納入する対象品番を登録し、直送伝票入力時の表示順も設定します。

直送関係登録

直送元と直送先の組み合わせを登録し、1社の直送元から複数の直送先へ納入する関係を整理します。

直送品番単価マスタ

月次の買入・支給データを作成する際に使用する品番単価を管理します。

このシステムは「ユーザー開発システム(有料)」です

この「直送伝票システム」は、sgt.AI ユーザーが開発した業務システムを、有料サンプルとして提供する例です。完成パッケージ製品として特定企業への適合を保証するものではなく、sgt.AI で設定・データベース・プログラムを確認し、自社の直送・直納業務に合わせて変更して利用することを前提としています。

有料サンプル提供価格:88,000円(税込)
利用には sgt.AI ライセンスが必要です。自社仕様へのカスタマイズ費用は含まれません。

自社で対応しにくい追加機能や変更が必要な場合は、開発者へカスタマイズを相談できます。